池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
工業化の時代は、「機能」が価値を保証してくれた。しかし今はそうではない。インフラが整いすぎた故に、それは力を失う。 テレビが有るか無いかでは1と0の差だし、それが白黒かカラーかでも違うだろう。しかし、現在テレビの最新機種がどんなもので、どれくらい画質や性能が向上しているのかは、それほど多くの人の感心事にはならない。最新のiPhoneとその前のバージョンに、それほど決定的な違いがあるわけではない。 PCやスマホが必須になってしまったが故に、それを「持っているかどうか」は重要なことではなくなる。「これが欲しい」とか「これを持っていればすごい」ではなく、「無いと困る」以上のものではない。 相対的にデザインの価値なんかはぐんぐん上がっている。「機能」が主な感心事だった時代の人がデザインを軽視したりする話を聞くと、ネットのみなさんは怒るよね。 価値がはっきりしていた「機能」の代わりに、持っている価値
期間限定サイト「村上さんのところ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 連日たくさんのアクセスをいただきました当サイトですが、2015年5月13日をもって、公開を終了させていただきました。当主の村上春樹さんは、しばしの休憩をとったあと、本来の小説のお仕事に戻っていらっしゃいます(当主からの最後の挨拶はこちら)。 1月15日のオープン以来、119日間という限られた期間でしたが、読者のみなさまと村上さんとの交流はたいへん面白く、そして意義深いものとなりました。3万7465通のメールをお寄せいただいたみなさん、そして、最後までご愛読いただいたみなさんに、あらためて感謝を申し上げます。 なお、当サイト上での質問者のみなさまと村上さんとのやりとりは、編集の上、新潮社より出版されます。くわしくはこちらをご覧ください。 新潮社 チーム縁の下
2014-09-07 「見下す」ことのススメ。ブログを続けるために強いメンタルなんて必要ない! 本気のブログ話 「もうやだ!!こんなコメント!」と思っている方へ… スポンサーリンク 必要なのは心構え おはよう、0人目の友達! ブログを書くことをやめてしまう理由の1つに、「批判や誹謗中傷」というものがあります。多くの人に見てもらえるほどこのリスクは高くなるわけで、ある程度仕方のないことではありますよね。 「そんなもの気にしなければいい」と慣れている方々は言います。確かにそうなんだけど、「気にしない」って簡単なことじゃないんですよ。 「気にするな!」「気をつけて!」って雑なアドバイスだよな~とつくづく思うんですよね(笑) で、最終的に「気にしてしまうのはメンタルが弱いからだ」という結論になる。 違うだろ……と。 僕は、ブログを書くために強いメンタルなんて必要がないと思っています。 くだらない
このブログの最初の記事は2012年5月31日となっており(本当はその前にも記事があったけど軽い挨拶文だったので削除)、私がブログを開設してからはや2年が経ちました。怠惰な私は毎日更新ができないので、2年もやっているわりには全部で250記事程度しかないのですが、それでもまぁたくさん書いたなあと感慨深いものがあります。 どれもそれなりに思い入れのある記事ではあるのですが、我が子のように可愛がっているものもあれば、「え、あんたいたっけ?」みたいなことになっているものもいます。ちなみに、「え、あんたいたっけ?」のほうは、以前まとめていたりもします。 (チェコ好き)の日記で、人気のない記事5選 - (チェコ好き)の日記 今回は上記のように存在が希薄になっているほうではなくて、「我が子のように可愛がっている」ほうのマイお気に入り記事を、5つ紹介しようと思います。以前から当ブログを読んでくれている方には
日経で非常に素晴らしい連載があって、これは通勤中でもクソ中でも目を皿のようにして読むべき記事だと思うわけです。 スター誕生の裏側 小保方博士と理研の迷宮(中) http://www.nikkei.com/article/DGXBZO71055780S4A510C1000000/ 今回は理研が採用している研究者任期制を取り上げて、希望や夢を抱けない若手研究者の苦悩を記しているわけですけれども、 [引用] 日本で研究を続ける場合、35歳がターニングポイントになる。大学で助教になるか、研究所や企業の研究職に就職しないと、その先はポストを探すことが難しくなる。そもそも博士課程を修了すると30歳近くの年齢になるため、理研に入った研究者は、任期が切れた後に不安を抱く。 [引用] 「研究の現場は、5年経てば全員が入れ替わる。こんな巨大研究組織は世界でも珍しいのではないか」。理研横浜研究所に在籍してい
2014-01-28 インプットは自由に、アウトプットは慎重に アウトプットは義務ではない。必ずしも自分の意見を書く必要はない 私の観測範囲内に、毎日記事を更新しようとして苦しんでいる人がいる。その人は、毎日何らかのオピニオンを書かなければいけないと思い込んでいる。そのため「自分独自のオピニオンがかけるようなネタがない」といって悩んでいるのである。 しかし、ブログでは、必ずしも自分のオピニオンを言わなくてはいけないわけではない。むしろ、考えが整理できていなかったり、情報が足りない状態で無理やり自分の意見をアウトプットとして出そうとする行為は個人的にはあまり好ましいと思わない。 アウトプットは、ネットで他者とつながるための手段であると私は思う。しかし、アウトプットすること自体が手段ではなく目的になってしまうと、「アウトプットしやすいわかりやすいネタ」に惹きつけられ、脊髄反射的なアウトプッ
私はよくこのブログで、書評のような感想文のような、得体の知れないものを書いています。*1 そんな中で先日、内田樹の『村上春樹にご用心』を読んでいる途中で、書評に関して「おお、これだ!」と思う表現に出会いました。孫引きになりますが、ちょっと引用してみます。村上春樹の文章です。 筋をずらずらと書いてしまう書評って困ったものですね。とくに結末まで書いてしまうというのは問題があります。(……)一般論で言って、書評というのは人々の食欲をそそるものであるべきだと、僕は思うんです。たとえそれが否定的なものであったとしても、「ここまでひどく言われるのならどんなものだかちょっと読んでみよう」くらい思わせるものであってほしい。それが書評家の芸ではないでしょうか。 『少年カフカ』p,232*2 書評のゴールはどこにある? 私自身たいした書評が書けるわけではないので、「書評の書き方とは!」なんて教えられる身分では
以前「公開一週間で10000PV」ダメブログを見直し月間10万PVのブログにするまでの激闘という記事を書かせて頂きましたが、この記事を書いたのが2011年12月の話で、人に見られるブログにするために色々考えてきたことをまとめて見たものになります、それから今までの2年程の間に様々な記事を書いてきました。 WEB制作ネタだと、この辺とか思い出深いですね。 約36時間でレスポンシブデザインを作る!効率最優先で作るため必要だったリソースや情報色々 Google Analyticsのカスタムレポートを使い倒す為の第一歩!時間/日付/曜日、各時間軸のカスタムレポートを作ってみる! 今更聞けない?!WEBデザイナーなら最低限知っておきたい有名フォントの数々 考察系の記事であれば、この辺が懐かしい。 高卒でバカなのに最高に楽しい僕の生き方と守りぬいてきたこと 『海外に住めば英語は出来るように成る』は本当か
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