ヘビーネットゲーマーからゲームデザイナーへ。「ラブレター」で日本人初のドイツゲーム賞入賞を果たしたカナイセイジ氏に聞く,原点と未来 ライター:朱鷺田祐介 カメラマン:田井中純平 ドイツのエッセンにて2014年10月16日から19日まで開催された「Internationale Spieltage SPIEL’14」。その前夜祭として開かれた,ドイツゲーム賞(Deutschen Spielepreises)の授賞式では,2014年を代表するボードゲームデザイナー達が次々と姿を見せ,晴れの舞台で満面の笑みを見せた(関連記事)。 その中に,日本人として初の受賞者となったゲームデザイナー・カナイセイジ氏がいた。「ラブレター」で4位入賞を果たし,日本を代表するボードゲームデザイナーとしてその名を世界に知らしめたカナイ氏。その彼は,今何を思い,これから何を目指そうとしているのか。 またわずか16枚のカー
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