5月30日の東京株式市場で、ミクシィ(東証マザーズ)が年初来高値を更新。終値でも前日比1060円高(+9.57%)の1万2140円の大幅高となった。終値ベースの時価総額は2020億円となり、ディー・エヌ・エー(DeNA、東証1部)を上回った。 ミクシィが公表した今期の業績見通しでは、売上高が前期から3.3倍の400億円、営業利益は20倍超の100億円になると予想。スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」(モンスト)のユーザー数が700万人を突破し、今月から海外展開もスタート。一時はAppleのApp Store売り上げランキングで長らくトップだった「パズル&ドラゴンズ」を抜くなど勢いがついている。 今期の見通しを示した5月14日終値5850円から12営業日で2倍以上に高騰した計算だ。6月30日を基準日として1:5の株式分割を実施することも投資家の思惑を集めているようだ。 DeNAは