ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ経由でロシアから天然ガスを輸入しているヨーロッパ各国の首脳に書簡を送り、ウクライナがガスの代金を払わなければ、来月からウクライナ向けのガスの供給を停止すると警告しました。 ロシア大統領府の発表によりますと、プーチン大統領は15日、ウクライナ経由でロシアから天然ガスを輸入している、ドイツやフランスなど18か国の首脳に対し書簡を送りました。 この中で、プーチン大統領は「先月にも各国の首脳に書簡を送り、ウクライナへのガスの供給の問題について協議を呼びかけてきたが、具体的な提案はなかった」と指摘しました。 そのうえで、ウクライナがIMF=国際通貨基金から金融支援を受けたにもかかわらず、35億ドル以上の未払いがあると主張するとともに、今月中に来月分のガスの代金を支払わなければ、来月1日からウクライナ向けのガスの供給を停止すると、改めて警告しました。 さらに書簡は、