「生産! 団結! 反抑圧!」。これが上坂すみれ率いる「革命的ブロードウェイ主義者同盟」のスローガンである! と、あえて大仰な書き出しで始めてみたが、「革命的ブロードウェイ主義者同盟」とは、上坂がアーティスト活動を発表した際に、好きなものを好きと言える世界を目指し、上記をスローガンに掲げて発足した同盟だ。高校時代から旧ソ連に強い関心を持っていたという彼女は、なんとその語彙や知識を自らの音楽活動に取り入れ、その決起集会(ライブ)の規模をこの1年間で着々と拡大させている。同時に彼女の活動コンセプトはやはり誤解も受けやすいようだが、本人いわくこれはあくまでもジョークであり、ましてや政治的な意図は皆無だという。では、なぜ彼女は旧ソ連へのオマージュを自分の表現として放つに至ったのだろう。そこでニューシングル『来たれ!暁の同志』と、映像作品『実録・2.11 第一回革ブロ総決起集会』のリリースを機に、その
上坂すみれが本日1月11日に東京・ステージファロでライブイベント「革命的ブロードウェイ主義者同盟 新春★公開プロパガンダ in 新橋SL広場」を開催した。 “公開プロパガンダ”の舞台となった「ステージファロ」は、東京・新橋駅日比谷口SL広場内にある場外車券場「ラ・ピスタ新橋」の2階バルコニー。近隣の時計台の13:00を告げる鐘の音が消えると、1月8日にリリースされた上坂の1stアルバム「革命的ブロードウェイ主義者同盟」に収録されるインスト曲「予感」が流れ出し、白のブラウスに黒いコルセット風のベルト、モスグリーンの迷彩柄のティアードスカート姿の彼女がそのバルコニーに登場する。 上坂が敬礼ののち「予感」のリズムにあわせて「ハイ! ハイ!」と、SL広場に集まった1000人のファン、通称“同志”を煽ると、彼らは拳を振り上げ呼応。また彼女の頭上の巨大スクリーンにはイベントの模様を中継するニコニコ生放
■上坂すみれさん(22) 【関根和弘】モスクワの大ホールを埋めたロシアの若者たち。割れんばかりの拍手に、涙がこぼれた。11月、ロシア最大の日本ポップカルチャーの祭典「J―FEST」に初めて出演。自身が演じたアニメ「中二病でも恋がしたい!」のキャラクターの声を披露し、デビュー曲を熱唱した。「ロシアに来て、皆さんに会うのが夢でした」 1991年12月のソ連崩壊直前に生まれ、共産主義時代のこの国を知らずに育った。ネットで見つけた旧ソ連の国歌を聴いて心揺さぶられた。でも、周囲の大人たちのイメージは「怖い国」。世界最高峰の音楽やバレエ、演劇、文学を育む一方、シベリア抑留や北方領土問題など暗い話題ばかり。 「もうちょっと普通の人が住んでるんじゃないの?」。上智大学ロシア語学科に進学し、ロシア語演劇部の合宿で初めて訪れたモスクワ。若者たちと、日本の人気アニメやファッションの話題で盛り上がった。よく笑い、
2013年2月11日の建国記念日に「上坂すみれプロジェクト 始動!! ~決起集会 vol.0~」なる、デビュー発表CDデビュー記念イベントを開催した声優・上坂すみれ。ロリータ風ドレスの上にいかにも帝国主義的なマントをまとい、軍隊式の制帽をかぶった上坂がそのステージで披露したのがシングル「七つの海よりキミの海」の表題曲だ。 この曲は現在放送中のアニメ「波打際のむろみさん」のテーマソングながら、そのテイストはいわゆるアニメソングとは一線を画す。神前暁と高田龍一が手がけるトラックは上坂自身も敬愛する戸川純のユニット、ゲルニカのようにめまぐるしくジャンルを変化させ、畑亜貴による歌詞は「今日も海はどんぶらこ 波チャプれ背びれパンパンパン」「むろみ~! やめて~!」と中毒性抜群。そしてシングルのカップリングにはゲームミュージックの名手・伊藤賢治による熱血ヒーローソング「我旗の元へと集いたまえ」、気鋭の
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