中国東部の江蘇省で、中年女性を中心とした1万人の集団が、健康維持のため、毎晩、大音量で音楽を流しながらウオーキングをしている様子が話題となっていますが、中国のメディアは交通を妨げる「暴走集団」の対応に警察当局が苦慮していると伝えています。 中国のメディアは、東部の江蘇省徐州市で中年の女性を中心とした1万人の集団が、毎晩午後7時半ごろから車道をウオーキングをしていると伝えています。 もともと健康維持を目的に、2010年ごろから数十人程度の女性グループが始め、徐々に参加者が増えたということで、1メートル間隔で3人ずつ横一列に並んで、スピーカーから大音量で音楽を流しながら7キロの道のりを1時間かけて早歩きをしています。 しかし、道路を占拠したり赤信号を無視したりして車両の通行の妨げになり、ドライバーからは不満の声が上がっているということで、交通警察当局は交通整理の警察官を配置して対応に当たってい
日中戦争前後の船の賃貸料を巡る賠償訴訟で、支払いに応じていないとして「商船三井」が中国の裁判所に船を差し押さえられた問題で、商船三井側が、裁判所の決定に基づく29億円余りに金利分を加えたおよそ40億円を供託金という形で中国側に支払ったことが分かりました。 この訴訟は、日中戦争前後の貨物船の賃貸料などが未払いだとして、中国の船会社の関係者が日本の船会社に賠償を求めていたもので、この会社を吸収合併した商船三井は2007年、中国の裁判所から日本円で29億円余りの支払いを命じられました。 商船三井は示談の可能性を探り支払いに応じていなかったところ、今月19日になって、所有する鉄鉱石運搬船「BAOSTEEL EMOTION(バオスティール・エモーション)」を浙江省の港で中国の裁判所に差し押さえられました。 こうした事態を受けて商船三井は対応を検討してきましたが、関係者によりますと、23日、裁判所の決
香港(Hong Kong)のビジネス街を歩く幼児(2012年1月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/AARON TAM 【8月25日 AFP】中国・北京(Beijing)で24日、駐車スペースをめぐる口論が原因で先月、幼児を地面に投げ付けて死亡させた男の裁判が行われ、被告は自ら死刑を要求した。国営京報網(Beijing News)が伝えた。 報道によると、ハン・レイ(Han Lei)被告(39)は検察側に対し、非常に強い罪悪感を感じて苦しんでいると語り、死刑を望むと訴えた。 「あの子供にあれほどの苦しみを与えてしまった。私を必ず死刑にしてください。これ以上、生きていたくありません」と述べたという。 被告は先月、北京市内のバス停の近くで駐車するためのスペースを空けてほしいとその場にいた女性に頼んだところ、断られたことに腹を立て、もうすぐ3歳になるところだった女性の娘をベビーカーから取り上げ
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