京都市の中心部の寺の池に住むかもの親子が警察が交通規制をする中、大通りをわたって近くを流れる鴨川まで恒例の引っ越しをしました。 京都市左京区の要法寺の池では、毎年、かものつがいが子育てをしていて梅雨の時期になると、近くを流れる鴨川に住みかを移します。 ことしは例年より早く梅雨入りしたものの晴れの日が続いたため、なかなか引っ越しを始めませんでしたが、7日の夕方、母親のかもが子がも10羽を連れて、600メートルほど離れた鴨川に向けて寺を出発しました。 かもの親子は、近所の人たちが水をまいて誘導する中、行進を続け、途中、大通りでは警察官がラッシュの時間帯の車の通行を規制して横断させていました。 親子は、およそ40分で川にたどりつき、すべての子がもが無事、川に入ると、引っ越しを見守った人たちから歓声が上がっていました。 かもの世話をしている要法寺の住友宏子さんは「ホッとしました。ことしも無事に鴨川