「ジョゼと虎と魚たち」や「メゾン・ド・ヒミコ」「天然コケッコー」など、数々の人気映画に携わってきた渡辺あやさんが脚本を担当する、映画「カントリーガール」が封切られました。監督は小林達夫さんという26歳の新人監督です。2010年秋に行われた先行上映の様子と、お二人のインタビューをお届けします。人気脚本家が新人監督にほれ込んだ理由と映画の魅力に迫りました。 ■ 京都が舞台!映画「カントリーガール」とは 京都の高校生ハヤシは、自分の街の伝統に全く興味がない。 そればかりか同じ高校に通う仲間たちと、外国人観光客から金を騙しとる毎日を送っているのだった。そんなある日、伝統の世界に生きる見習い舞妓にハヤシが恋に落ちたのをきっかけに、全てが少しずつうまくいかなくなってゆく。 ――「カントリーガール」あらすじより 渡辺さんと小林さんが知り合ったのは、2007年に小林さんが短編映画「少年と町」でグランプリを