七年ほど社内翻訳者として働いてきましたが、来年の四月に晴れてフリーランスとして独立することになりました。もともと実力一本で食っていこうと思うほど自分の実力に自信があったわけではなく、フリーランスになるのは60歳ぐらいでいいや、と思っていました。あれよあれよという間にフリーランス転向が決定したのは、学生時代に翻訳のアルバイトをしていた会社の上司から、15年ぶりに連絡があったことがきっかけです。「個人事務所を立ち上げて、自分の研究を手伝って欲しい」と言われました。その話が来たのは、おりしも転職活動の面接を受けた翌日でした。「英語資料の翻訳の仕事」ということで面接に伺ったに関わらず、面接で言われたのは「仕事はほとんど出張費の処理。」とのこと。しかもお決まりの「残業についてはしても良いとお考えですか?」の質問。来年度からは息子の言語療法も始まるし(もちろん平日)、フルタイム残業ありで、しかも英語の