【ロンドン=黒岩竹志】ロンドン五輪のカメルーン選手団のうち7人が、選手村から抜け出し行方不明となっていることがわかった。 ロイター通信が7日、カメルーンのスポーツ省の話として報じたところでは、7人は、ボクシング選手5人と競泳、女子サッカーの選手各1人。最初にいなくなったサッカー選手は、18人の代表メンバーから最終的に外れ、チームが地方での試合のため選手村を離れていた間に姿を消したという。ボクシングの5選手は、試合で敗退した後、5日から行方がわかっていない。 7人がいなくなった理由は不明だが、本国で経済的に困窮し、出場を機に欧州に残ることを選んだ可能性もある。カメルーンでは過去にも何度か、先進国で開催された国際大会の際に選手が行方不明となった例があるという。