将棋で初めて7大タイトルを独占し、現在もトップ棋士として活躍する羽生善治四冠が、20日に行われた対局で勝ち、史上最速での1300勝を達成しました。 羽生善治さんは、昭和60年、中学生でプロ棋士になり、平成8年に史上初めて将棋の7大タイトルをすべて独占しました。 その後もトッププロとして活躍を続け、現在、名人と王位、王座、棋聖の4つのタイトルを保持しています。 羽生さんは、20日に行われた王将戦の挑戦者決定リーグ戦で三浦弘行九段に勝ち、通算の成績で1300勝を達成しました。 羽生さんは埼玉県出身の44歳。 1300勝達成は史上4人目で、プロ入りから28年11か月での達成は、4人のうち最も速く、また最年少での達成となりました。 さらに、通算勝率は7割2分3厘で、史上最も高い勝率での達成です。 羽生さんは、このほか、7大タイトル獲得は通算90期と歴代1位の記録を更新中です。 また、1つのタイトル