兵庫県西宮市教委は22日、市立中学校で同日にあった2年生の英語の授業で、外国人英語指導助手を務める20代のフィリピン人男性が、過って教室のスクリーンに自分の裸の画像を映し出すトラブルがあった、と発表した。学校側は生徒や保護者に文書で謝罪した。 市教委によると、男性助手は英国のコメディー「ミスター・ビーン」の動画を授業で使おうとし、私有パソコンを操作。過って別のファイルを開き、自分の首から下を撮影した静止画がスクリーンに映し出された。生徒がざわつき、約10秒後にミスに気づいたという。 市教委の担当者は「あってはならないことで残念。私有パソコンで授業をしないなど、再発防止策を考えていきたい」と話した。男性助手を派遣したNPO法人は22日付でこの男性との契約を打ち切った。