学生の読書時間の減少が浮き彫りとなった。全国大学生活協同組合連合会の調査で、全く本を読まない学生が初めて4割を超えたのだ。 電子書籍を含んだ読書時間でも、近年は減り続けている。米国のトップレベルの大学では在学中に500冊近くの本を読むといい、大きな差が見られる。 大学へ向かう電車内「学生はみんなスマホのぞいている」 2014年2月26日に公表された「第49回学生生活実態調査」の概要報告によると、調査に協力した全国の国公立、私立大の学部学生8930人の1日の読書時間は平均26.9分で、同じ方法で調査している2004年以降最も短くなった。読書時間ゼロの学生は40.5%に達したという。 過去10年を見ると、男子学生は2010年が最も長く平均35.9分だったが、直近の調査では29.2分に減っている。女子学生の場合、2004年の31.6分からほぼ一貫して下がり続け、2013年では24.3分にまで落ち
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