春のイベントとして定着しつつある「ニコニコ超会議」の目玉企画「大相撲 超会議場所」が、今年も「ニコニコ超会議2015」(千葉・幕張メッセ、4月25~26日)で開催される。若者を中心に10万人を集めるネットユーザーの祭典と相撲では“土俵が違う”ようにも見えるが、昨年初めて開催したところ大人気に。「お祭だからこそ真剣に」──日本相撲協会で巡業部長を務める尾車親方に狙いを聞いた。 昨年開かれた初の「超会議場所」には、白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱をはじめ幕内力士250人以上が参戦。幕張メッセの中央に設けられた本格的な土俵で、トーナメント形式で取り組みを披露した。横綱の土俵入りや現役関取と相撲が取れる「わんぱく相撲」、ハイタッチ会なども行い、同イベントで1番の人気を集めた。 「本物の相撲の迫力を見せたい」 企画の発端は、ドワンゴ側から相撲協会への打診だったという。現役時代は大関・琴風として活躍した、