8月末に刊行された経済評論家で作家の三橋貴明氏の著書『ぼくらの日本』(小社刊)。ここで三橋氏は「経済成長こそ、すべての解だ! 」と唱え、そのためには「デフレ対策としての公共投資」だと具体的な施策を提言する。 一方、エコノミストの飯田泰之氏も、リフレ派の論者として2003年から「デフレ脱却」を主張。『経済成長って何で必要なんだろう?』(光文社)『ゼロから学ぶ経済政策 日本を幸福にする経済政策のつくり方』(角川oneテーマ21) 、『脱貧困の経済学』(共著・ちくま文庫)など、数々の著作で脱デフレ、経済成長の必要性を訴え続けてきた。 具体的な政策提案に違いはあれど、共通するのは「脱デフレ以外の経済成長なし」、そして「日本は成長できる!」という点だ。 今回、日刊SPA!では、「短期集中連載」として三橋貴明氏と飯田泰之氏による過激な経済対談を5回にわたってお届けする。デフレ下における消費増税の愚、な