男性の草食化が叫ばれて久しい。しかし、草食化しているのは男性だけではなかった。最近発表された日本性教育協会の調査によると、’74年から上昇を続けていた女子大生のSEX経験率が、’11年に61.1%から46.8%と、約14ポイントも減少。約53%の女子大生が処女という結果になった。そんな処女女子大生増加の原因は何なのか社会学者の宮台真司氏に聞いた ◆処女女子大生たちは“痛み”を避けずに他人との関係性を見直すべき 処女女子大生増加の原因を、社会学者の宮台真司氏に尋ねてみると、「同性の友達関係が彼氏・彼女の関係よりも大切になっていることが原因」との答えが。 「友達関係が腹を割れる関係ではなく、相手に合わせてキャラを演じる演技空間に変化しました。今の若者は親友にさえ『嫌われたくない』と気を使う。僕らの世代なら親友とは呼ばない関係です」 空気の読み合いで場のノリを保つだけの友達関係が増えているらしい
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