東日本旅客鉄道(JR東日本)がシニア向けに発売した割引切符に若年層からのため息が聞こえています。あまりにもシニアに有利であるというのがその理由ですが、何が背景にあるのでしょうか。 話題となっているのは、現在、JR東日本が売り出している「大人の休日倶楽部10周年」を記念した割引切符です。東北・関東エリア限定ですが、何と1万5000円で、4日間、新幹線を含めた全線が乗り放題になるという商品です。しかもJRだけでなく三陸鉄道や伊豆急行などもその対象になりますから、まさにどこにでも行ける切符というわけです。この切符は、 50歳以上の人を対象とした「大人の休日倶楽部」の会員であることが条件ですので、実質的に50歳以上の人しか利用することができません(ちなみに、大人の休日倶楽部には年額2575円~の年会費が必要です)。 このサービス内容が報じられると、シニアに対するあまりの好遇ぶりに、若年層を中心に落