沖縄県の尖閣諸島の周辺で14日朝、中国政府の船、合わせて8隻が航行しているのが確認され、このうち6隻が領海に入りました。 このうち4隻は今も領海内を航行しているということで、海上保安本部が領海の外に出るよう警告しています。 14日午前6時20分ごろ、尖閣諸島の大正島の北、およそ22キロで、中国・国家海洋局所属の「海監51」、「海監66」の2隻が日本の領海に入ったのを第11管区海上保安本部が確認しました。 尖閣諸島の周辺ではこのほかに中国政府の船6隻が航行し、このうちの4隻がさらに領海に入ったということです。 領海に入ったのは合わせて6隻でこのうち2隻はすでに領海を出ましたが、残りの4隻は今も領海内を航行しているということで、海上保安部が領海の外に出るよう警告を続けています。 中国当局の船が日本の領海に侵入したのは、ことし7月以来です。 海上保安本部によりますと最初に領海への侵入が確認された