2013年7月、ついに連邦破産法第9条の適用を申請したミシガン州デトロイト市。その過疎化と退廃速度はすさまじく、”無法の荒野”と化している。貧困化が進み、犯罪が増加する一方で、公共サービスの低下により、銃で撃たれて警察や救急車を呼んでも無視され、死に至るケースもある。運よく警察が来たとしても、到着までに平均1時間ほどかかるという。 これらの写真はここ数年のデトロイトの町の様子をグーグルストリートビューが配信したものである。5.6年でこれほどまでに廃墟化が進んでいるようだ。
海外とはまた違った趣のあることから日本に残された廃墟マニアは海外にも多く存在するという。日本の廃墟に魅せられた1人である、写真家のレジナルド・ヴァン・デ・ガルド氏は、「日の出ずる国日本には、人に見捨てられた素晴らしい廃墟が所狭しとある。」と語る。今回は、彼の目に留まった日本にある廃墟となった計4箇所のテーマパークや遊技場を見ていくことにしよう。 説明文は海外サイトに記載されていたものを原文を損ねずに抄訳したものだ。 奈良ドリームランド(奈良県奈良市) 奈良ドリームランドはカリフォルニアのディズニーランドにインスパイアされて、1961年につくられた遊園地である。インスパイアされただけあり、ディズニーランドを模倣した施設やアトラクションが立ち並ぶ。しかし、東京ディズニーランドの成功ややユニバーサルスタジオジャパンの開園に伴い、奈良ドリームランドは2006年閉演を余儀なくされた。 あれから4年。
ベルギー、モンソーにある廃発電所の冷却塔。中央のトランペットのような穴から中に熱湯を流し込み、コンクリートの壁を落ちながら冷却されていく仕組み。 2.コールマンスコップ、ナミビア共和国 1900年代始めにドイツ人入植者が見つけてブームになった、ダイヤモンド採掘場跡。第一次大戦後にダイヤは枯渇し、採掘場はすたれ始めた。1950年代までに町は完全に廃墟と化し、今は写真家や旅行者が訪れるだけだ。 ナミブ砂漠にある、砂で覆われた廃墟の家 3.102歳の水に浮かぶ森、オーストラリア、シドニー 1911年イギリスで作られた蒸気船SS Aryfieldの残骸。第二次大戦中、駐留米軍への物資輸送に使われていたが、戦後、オーストラリアのホームブッシュ湾でその役目を終えた。打ち捨てられたまま、木々が茂るにまかせ、今では不気味だが美しい水に浮かぶ森の光景を作り出していて、自然の生存能力を感じさせる。 4.マンセ
様々な廃墟施設があるが、刑務所も不気味でゾクゾクする廃墟スポットの1つであろう。崩壊寸前のその部屋で一体何が行われていたのか?囚人たちの怨念うごめく世界各地の刑務所廃墟を見ていくことにしよう。世界と言っても11か所のうち6か所はアメリカのものである。
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