香港で、インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の取引所が、突然、サービスを停止して、利用者の出資金が取り戻せなくなっていることが分かり、香港の警察が、出資金をだまし取る目的で取引所が設立された可能性もあるとみて、捜査に乗り出しました。 問題が起きたのは、香港の繁華街に拠点を構える「ビットコイン」の取引所「マイコイン」で、利用者によりますと、去年12月、突然、サービスが停止され、出資金が取り戻せなくなったということです。 一部の利用者は、11日、警察に被害届を提出し、その後、記者団の取材に応じました。 利用者の50代の女性は、去年6月、この取引所が著名な投資家などを招いて開いた説明会に参加したのをきっかけに「ビットコイン」の購入を始め、当初は一定の利回りが得られ、現金に換えることもできたことから、これまでに日本円でおよそ1800万円を出資したということです。 女性は、「外国では、ビットコ