加藤茂明氏の 論文偽造問題発覚―>分子細胞研・教授辞職 に対しては、あまりにも身近な出来事なので、驚いて声も出ない。まだ、この方面の研究者は波及を恐れてか、誰も口をつぐんでいるようだ。好意的に考えればまだ論文偽造の全貌がつかめないので、発言できないのだろう。 あまり読みたくもないが、無責任なネットでは、様々な意見が飛び交っているようだ。知人によればいくつかのデータの偽造はネットで論文をダウンロードしても図表をつぎはぎすれば確認できるのだそうである(残念ながら小生はそういう技術は不得手であるが若い人にはいとも簡単にできるのだそうである)。 余計な心配かもしれないが、普通の研究者なら一般論として今後以下のことが想定できるだろう。 1. 偽造を見抜けずに、彼に高額の研究費を20年以上にわたって注ぎ続けてきた国の資金提供機関やその評価に携わってきた評価委員などの責任は非常に重い。彼に研究
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