欧州宇宙機関は11月12日、探査機「ロゼッタ」(Rosetta)が、人類初の彗星着陸を目指す着陸機「フィラエ」(Philae)を分離したことを確認したと発表した。フィラエは約7時間かけてチュリモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸を目指す。成功の知らせが地球に届くのは13日午前1時ごろになる見込みだ。
欧州宇宙機関は11月12日、探査機「ロゼッタ」(Rosetta)が、人類初の彗星着陸を目指す着陸機「フィラエ」(Philae)を分離したことを確認したと発表した。フィラエは約7時間かけてチュリモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸を目指す。成功の知らせが地球に届くのは13日午前1時ごろになる見込みだ。
欧州宇宙機関(ESA)はこのほど、彗星探査機「ロゼッタ」(Rosetta)が周回中のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星と一緒に写った“自分撮り”写真を公開した。 写真は10月7日に同彗星から1600キロ離れた位置から撮影されたもので、人類初の彗星着陸を目指す着陸機「フィラエ」(Philae)のオンボードカメラがとらえた。露出時間を変えた2枚の写真で合成されたHDR写真になっており、ロゼッタの太陽電池パドルの向こうにダストを吹き出す彗星が見える。 ESAは、11月12日にフィラエが着陸を目指すポイントを「J」地点に決めた。現在、同地点の名前を公募している。ちなみに探査機の名前は「ロゼッタ・ストーン」、着陸機は「フィラエ・オベリスク」が見つかったナイル川の中州「フィラエ」にちなんでおり、それぞれ古代エジプトの神聖文字(ヒエログリフ)解読のカギとなった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く