MM総研が2014年の携帯電話端末の出荷概況を発表した。それによれば、スマートフォンの出荷台数が2年連続で減少、一方でフィーチャーフォン(従来型携帯電話、いわゆるガラケー)は増加した。フィーチャーフォンの出荷台数が前年を上回ったのは、スマートフォンが年間100万台規模で出荷された2008年以来、初めてとのことだ。ロイターをはじめ、イギリスのデイリー・メール、インド版ギズモード、タイのテック・アジアなど世界各国のメディアが報じている。 ◆ガラケーの出荷台数が5.7%増加 MM総研のニュースリリースによれば、2014年のスマートフォンの出荷台数が前年比5.3%減で2770万台。2012年から2年連続の減少となっている。一方のフィーチャーフォンは前年比で5.7%増加、1058万台が出荷された。 総出荷台数に占めるスマートフォンの比率は、72.4%と圧倒的に多いものの、端末契約数では、スマートフォ