−−いよいよレッドブルのビジネスにつながっていきそうですね。 「勘がいいね。じつはアジアにビジネスで旅をしていたとき、レッドブルのビジネスに出会ったんだ。それで会社を辞めてこのビジネスに集中することにした」 −−具体的には? 「きっかけは、日本の高額納税者のリストを見せてもらったことなんだ。そのなかの一人にミスター・タイショウがいた。大正製薬の上原(正吉。故人。元大正製薬会長)さんだ。その人がどういう人か友人に尋ねたら、製薬会社で、ドリンク剤『リポビタンD』をつくっているということだった。電気製品とか自動車会社のトップが高額納税者ならわかるけど、日本ではなぜドリンク剤で高額納税者リストのトップになれるか疑問に思い、リサーチした。そうしたら日本にはドリンク剤の巨大市場があることを発見した。 その後、リサーチの途上で、タイ人があるドリンク剤のライセンスを持っていることがわかり、彼にコンタクトを
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