本, 新聞2012年10月22日の日経夕刊15面により、「キクラゲ投資で被害?」という絵に描いたような投資詐欺案件について。元ファンドマネージャーで名著『日本人はなぜ株で損するのか?』の著者である藤原敬之氏によれば「欧米では決して同じような事件は起き」ない、日本人ぐらいしか引っかからない「あまりにも馬鹿げて単純な詐欺」の案件がまた一つ。 詳しいあらましはアホらしいので割愛するが、日経の電子版にもまだ掲載されていないので九州版限定の記事か。「菌床を購入した3ヶ月後から5年間、購入代金の3%相当が毎月配当される」との内容で、キクラゲの種類などに応じて1口約5万〜315万円を集めた。別の男性は「現在は国内消費量の9割以上が中国産なので、国産キクラゲはこれから販売が拡大すると説明され、信用してしまった」と後悔する。社長は「キクラゲ生産による利益ではなく、投資で集まった金をそのまま配当に回していた」