大阪市住吉区の私立浪速高校の硬式野球部で、2年生の部員1人が1年生部員1人の頬を平手打ちし、同校が春季近畿地区高校野球大会大阪府予選を途中棄権していたことが28日、分かった。 同校によると、22日の授業開始前、複数の2年生が1年生全員を教室に集めて学校で禁止されている短文投稿サイト「ツイッター」の利用をやめるよう指導していた。その際、2年生の1人が1年生1人の頬を1回平手打ちしたという。その後平手打ちした2年生は、本人に謝罪した。 保護者からの連絡などにより25日に判明。同校は26日に府高野連に報告するとともに、27日、府立枚方津田高校と対戦予定だった府予選の3回戦出場を棄権し、不戦敗となった。 宮照夫教頭は「ツイッターの利用禁止は学校が指導すべきことで、子供たちに問題をかかえさせたことが間違いだった。暴力は許されるものではなく、今後、指導を徹底したい」としている。 同部は過去に2