タグ

生き方と思想に関するkana321のブックマーク (3)

  • 【「一流の世界」へようこそ】江戸しぐさ 江戸っ子の粋と野暮

    互いの傘を外側に傾けてすれ違う「傘かしげ」やこぶし一つ分腰を浮かせて席をつくる「こぶし腰浮かせ」は代表的な江戸しぐさ。公共広告機構(現ACジャパン)で取り上げられたとき、ふっとやさしい気持ちになった。 江戸時代は約260年という長い間、一度も戦争のなかった世界でも類例のない時代である。と同時に、江戸は100万人もの人口が密集する当時世界一の大都市でもあった。 「江戸しぐさ」は、そうした特殊な時代に暮らす人々から生まれた生活行動の規範である。 もとは「商人しぐさ」とか「繁盛しぐさ」と呼ばれ、全国各地からやってきた商人の商売繁盛のための心構えを指した。「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)を説いた近江商人や伊勢商人、京商人などの家訓や処世訓を基にして商人が組織した「江戸講」で口授されたもので、文字文献としては残されていない。 江戸講の最後の語り部であった芝三光から直接口伝された越川

    【「一流の世界」へようこそ】江戸しぐさ 江戸っ子の粋と野暮
  • 普通でない生き方をするということ

    「人と違う生き方をするのは、それなりにしんどいよ」と雫の父親は言ったが、当にそうだな。 他の国はどうか知らんが、少なくともこの国では。 社会から後ろ指さされるのはそんなに問題じゃない。普通でない生き方しかできない人間は大抵、子供の頃から様々な迫害を受けてきているから、個々人なりの受け流し方を自然と身につけているからだ。 最近、若い頃に気づかなかった大変さを実感するようになった。 歳を重ねるに従って、どんどん「同志」がいなくなることだ。 若い頃は、迫害されると言っても、大体はどこかに似たような境遇の奴がいて、理解し合い支え合うことができる。 しかし、歳をとると、「同志」達は次々と「普通」の世界に吸収されていく。 あれだけ尖っていた奴も、才能あふれる変人だった奴も、社会を変えると息巻いていた奴も、 競争し続けることや、流れに逆らい続けることに疲弊しきって「普通」になっていく。 それでも「普通

    普通でない生き方をするということ
  • 解体の希求、結合の希求 - Chikirinの日記

    高度経済成長期から現在に至る社会の変化のひとつに、伝統的な「共同体の解体」があります。 “村八分”という言葉もあるように、地域が生活全般の共同体であった時代には、コミュニティの構成員間の結びつきは今とは比べものにならないくらい強いものでした。 共同で行う季節ごとの農作業はもちろん、町内会、自治会や消防団、老人会、祭りや信仰のためのコミュニティ、学校関係の子供会、親の会(PTA)など、多種多様な共同体が存在していました。 以前はこういった“共同体への帰属”はすべての人にごく当然に求められ、参加しないという選択肢はありませんでした。しかし、経済成長、都市への人口移動、そして家族形態の多様化に伴い、これらの共同体は一貫して弱体化が進んでいます。 ★★★ その一方で現代の人達は、「自分の属するコミュニティ」を探したり、自ら形成するために多大な努力をしています。 ミクシーなどSNSは「コミュニティ結

    解体の希求、結合の希求 - Chikirinの日記
  • 1