サイバーエージェントの藤田社長が競合に社員を引き抜かれたことで社員を激怒した、という談話を日経に掲載していて、それがネットで話題になっていました。 私は個人的には藤田社長を存じませんが、今回の対応は経営者として同情すべき点はあるものの、非常にまずい言動ではなかったかと思います。 ただし、気持ちは本当によく解ります。 私自身もそうですが、私の周囲の経営者も、大なり小なり、同じようなことを感じることがあるのではないかと思うのです。 私は経営者がパーティの席で退職する社員を名指しで叱責したり激怒したりする場面にも何度か遭遇したことがあります。 私個人は、こうした振る舞いは経営者としてみっともないと思っています。 ただ、気持ちは解ります。 というのも、これはどう格好のいい理由で取り繕ったとしても、要するに退職希望者が出るというのは「経営者が見限られたから」でしかないのです。 そういう態度を表明さ
2023年3月18日、サイバーエージェントは創業25周年を迎えました。 本当にたくさんの人に支えられてここまできました。お世話になっている皆様、応援してくれている皆様、関係者の皆様、心より感謝しています。いつもありがとうございます。 私個人では、今年50歳なのでちょうど人生の半分をサイバーエージェントの社長として過ごしてきたことになります。 生まれてから18歳までを過ごした福井県の田舎町の狭い社宅の部屋の片隅で、カセットテープを入れたウォークマンを耳に当て、いつも爆音で音楽を聴いていました。 民放が2局しか映らない福井県ではプロ野球は巨人戦しか放送していないため、県民の多くが巨人ファンで、それに反発するように阪神を応援していました。 テレビで映画が放送されればビデオテープに録画し、汚い画質で何回も見返していました。 テレビ越しに映る華やかな世界と、自分の置かれた環境とのギャップを強く意識し
日本電産の永守重信社長は8日、京都市内の本社で会見し「日本の厳しい労働規制では、中国や韓国の企業との競争に負ける」と述べ、労働法制の解釈拡大と規制緩和による労働条件の柔軟化を政府に要望する方針を明らかにした。 為替についても「政府と日銀で、1ドル90円や100円など一定の円安水準までもっていくべきだ」と語り、輸出産業が中国・韓国勢と競争できる環境整備を求めた。 永守社長は同社グループの新潟県と岩手県の2工場で、注文が入ったら夜間や早朝でも時間を問わずに稼働し、翌日には出荷する体制を構築したことを例に挙げ、「海外よりも収益力が高い」と述べた。 そのうえで「グローバルな競争に勝つには、法律を拡大解釈してもらい、勤務体系を柔軟化できるようにすべきだ」と語り、政府に労働条件の規制緩和を求める考えを示した。 一方、従業員に対しては「日本の尺度で戦っていては中韓勢に勝てない。単純なことをしていては自ら
2019年02月11日 引越し先とか最近やっているマンガサービスなどですよー こんな記事が こんな記事を書いてもらいました。 nanapi 1億2000万赤字に思う事 まず、言及していただいて、ありがとうございます。いろいろと反論してくださっている方もいるみたいですが、記事の内容をまとめると、基本的には、 日本の起業家は世界を目指さないと小規模なものしか作れない だから世界一を目指さないといけない 成功してから発言しないと業界にとってよくない ということだと思うのですが、最後の点以外は、基本的に賛成です。 まず、日本だけをターゲットにして成功しようとすると、どうしても小規模になってしまうわけです。よく言われていますが、日本って中途半端に大きい市場なので、その罠に陥りがちなんですよね。たとえば、中国とかは、中国特化でも成り立つ市場規模であり、韓国とかは韓国市場特化だと心もとない規模なわけです
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