「あんまり速く長く何年も走り過ぎると人生のゴール切るのも早くなるよ」というアスリート魂を一気に萎えさせる記事が、イギリスの医療ジャーナル「Heart」来月号に出ています。 このほど医学会議で報告された2つの大規模な研究成果を紹介したもの。やっぱり過ぎたるはなお及ばざるが如しなのかな...? 運動に伴う心臓のリスクについては従来、競走中に死亡する人の数を目安に評価していました。マラソンランナーの死亡率は約10万人にひとりなので、それほど大きなリスクではないように思えますよね。走っている人の方が走っていない人より長生きであることを示す統計もあります。 今回、5万2600人を30年間に渡って追跡調査してみた結果でも、確かに走っている人は走っていない人より死亡率が19%低かったのですが、週20~25マイル(32~40km)以上走る過激なランナーだけ見てみると死亡率はそんなに変わらなかったのです。ほ