ことし4月、埼玉県越谷市の国道で起きた大型トラックなど5台が関係した事故で、警察は、当時、現場の路上で62歳の会社役員の男が酔って寝ていたことが事故の原因だったとして、全国で初めて路上で寝ていた男を道路交通法違反の疑いで書類送検しました。 ことし4月12日午前3時前、越谷市南荻島の国道4号線のバイパスで、大型トラックなどが次々に追突し5台が関係する事故となりました。 けが人はいませんでしたが、警察が調べたところ、当時、現場の中央分離帯に越谷市に住む62歳の会社役員の男が座り、足を車道に投げ出して寝込んでいたことが分かりました。 それに気付いた大型トラックの運転手が車を止めたところに、別のトラックなどが追突したということで、警察は男が路上で座り込んで寝ていたことが事故の原因で、交通の妨害をしたとして道路交通法違反の疑いで13日、書類送検しました。 警察によりますと、男は「酒に酔っていて、帰宅