イラクの首都バグダッド(Baghdad)北方タージ(Taji)の刑務所(2009年12月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【7月22日 AFP】(一部更新)イラクの首都バグダッド(Baghdad)近郊にある2つの刑務所が21日夜、武装集団に相次いで襲撃され、当局によると治安部隊隊員少なくとも12人が死亡、40人が負傷した。また軍警察は、刑務所から500人~1000人の受刑者が逃走したとしている。武装集団側の死者、負傷者については分かっていない。 内務省の声明によると、襲撃を受けたのはバグダッド北方のタージ(Taji)と、同西方アブグレイブ(Abu Ghraib)にある刑務所。襲撃したのは正体不明の武装集団で、バグダッド管轄の治安部隊が空軍の支援を得て撃退したという。 当局関係者の話によると、治安部隊と武装集団の衝突は10時間ほど続き、タージの刑務所では治安