島田紳助はデビュー前にどうすれば漫才で勝てるのか?どうすればじぶんのような技量のない人間でもおもしろい漫才がつくれるのか?について徹底的に分析してからネタ作りをはじめたという。諸先輩方の漫才をテープに録音し、しゃべってることをノートに書きだし、それをじぶんなりのことばに変え、紳竜の漫才はつくられていった。B&Bの島田洋七は「オレの漫才パクリやがって」と紳助に冗談まじりでいってるようだが、それはある意味まちがってない。彼がパクったのは漫才の構造だからである。 それと一緒というとたいへんおこがましいが、小生、バンドごっこのようなものをやっていたり*1、知り合いにスタジオミュージシャンやバンドマンが多いこともあって、ロックバンドが売れるにはどうすればいいのか?について本気で妄想したことがある。 まず、日本ではメロディが際立ってないと誰もが知ってるレベルの売れ方をしない。ビートルズはもちろんのこと