GMOペパボは2月4日、2015年12月期の営業利益・経常利益・最終利益をゼロとする業績見通しを明らかにした。前期は黒字だったが、ユーザーがハンドメイド作品を売買できる「minne」(ミンネ)が国内トップに成長しており、チャンスとみて広告宣伝や機能強化など積極投資に打って出るためだ。 売上高は9.2%増の49億5000万円と増収を見込む一方、前期に営業利益7億2400万円・最終利益4億1000万円だった利益予想は一転、ゼロを予想。堅調に黒字を確保してきた上場企業としては異例の予想だ。 minneはハンドメイド作品を売り買いできるCtoC(消費者-消費者間)のオンラインマーケットサービスだ。同様のサービスは、海外では大手「Etsy」が2013年に13億5000万ドルの流通総額を達成するなど、拡大している。 2012年1月にスタートしたminneは、昨年12月時点で約8万4000人の作家(作品
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