住民が「虐殺」されたシリア中部ハマ(Hama)県のタラムセ(Treimsa)村で、燃え尽きた家の前を歩く少年(2012年7月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/D. LEAL OLIVAS 【7月27日 AFP】シリアは数十年前から化学兵器を保有し、その規模は中東有数だとされている。しかしその実態については専門家の間で意見が分かれている。 シリアは化学兵器禁止条約(Chemical Weapons Convention、CWC)に署名していない数少ない国のひとつで、保有状況に関する公開された情報は乏しい。 シリア政府は、化学兵器および生物兵器の戦時使用を禁止したジュネーブ議定書(Geneva Protocol)には署名しているが、同議定書はそうした兵器の生産や保管、移動に関しては規定していない。 化学兵器禁止条約に基づき設立された国際機関である化学兵器禁止機関(Organisation
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