先日本屋に行ったら、バスタードの25巻を見かけた。これは確か読んでいなかったと思い、買って読んだ。書き込み方は、すごい。絵のクオリティは果てしなく高く美麗だ。だが、話の筋が、たぶん数十分しか進んでいない。24巻からどれだけの時間がたってたっけ。たぶん俺は、バスタードの結末を読むことなく死ぬな、と確信した。 作者の言葉がどこかに書いてあった。「このマンガももう始まってから、二十年です」と。この言葉を見て、バスタードとの出会いを思い出した。 バスタードが始まった当時、俺はまだ学生だったけど、週間少年ジャンプは5年以上は読んでいた。座右の銘は「影道冥皇拳」。立ち読みする事も多かったけど、学生になりお小遣いが上がってからは、結構買うようになった。そんな俺のジャンプ生活の中でも、バスタードが始まった時は衝撃だった。面白かった。何が面白かったのか、とにかく面白かった。ジャンプを毎週買い、ジャンプを解体