アーキテクトの(機能面での)主要な仕事の1つに、システムを構成するサブシステム/コンポーネントの境界、つまりインターフェイスを決める、というものがあります。またはそこまで大げさに捉えなくても、例えばライブラリのAPIを設計する、というのは単にプログラミングをする、ということとは少し違う視点が求められるように思います。 案外インターフェイスを考えるという観点での技術書まとめがないような気がしたので、需要があるかわかりませんが関連して読んだ本を紹介しておきます。なお、個人的なキャリア上、C++/Javaが対象です。(色々経験したら随時追加するかも知れません) 何か他にいい本があったらぜひ教えてください。 言語仕様をきちんと知る まずはAPIを設計する対象言語をよく知る、ということは必要であると思います。これだけだと、結果的にプログラミングに精通するということとあまり変わりはないかも知れません。
ビジネスとプログラム両方の知識と経験が求められるソフトウェアアーキテクト。本書は世界中で活躍するソフトウェアアーキテクトによる97本のエッセイを収録した書籍です。プロジェクトにおいてもっとも重要な事柄とは何か、顧客やチーム、またコーディングやスケジュールなどについて、経験豊かなアーキテクトが自らの体験を踏まえて解説します。ソフトウェアアーキテクトを勇気づけ、新たな気づきをもたらす一冊です。日本語版には、伊藤直也、江島健太郎、小野和俊、榊原彰、鈴木雄介、萩本順三、萩原正義、牧野友紀による11本の書下ろしを収録。 目次 監修者まえがき はじめに 01 システムの要件よりも履歴書の見栄えを優先させてはならない ニティン・ボーワンカー 02 本質的な複雑さは単純に、付随的な複雑さは取り除け ニール・フォード 03 最大の問題は、たぶん技術的なことではない マーク・ラム 04 まずコミュニケーション
ドメイン駆動設計というのはソフトウェア工学のおしゃれな本で,Kindleで買えたので読んだ.ドメインを軸に戦略的に設計しましょうという本.2週間くらいで読めて良い体験できてよかった. ソフトウェアを,ユーザーインタフェース,アプリケーション,ドメイン,インフラストラクチャという4つの層に分けて,一番重要なのがドメイン層で,ドメイン層にアプリケーションが存在し得る理由がある.銀行システムだったら,口座とか利子みたなやつがドメイン層で,口座がよくできてると銀行としてうまくいく.ATMのタッチパネルというのはユーザーインタフェースで,どんなにATM押しやすくても,ドメイン層に,口座という概念がなくて,ただのハッシュだったりすると,銀行を運営して金を儲けるとか,新たな金融商品とか作るのが困難になる.インフラ層は永続化とかするのだけど,インフラ層がいかによくても,意味ないデータを保存していては銀行倒
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