JTは2月4日、「ルーツ」「桃の天然水」などを展開してきた飲料製品の製造販売事業から9月末をめどに撤退すると発表した。飲料市場が成熟する中、今後の成長は難しいと判断した。 同事業の売上高は2014年3月期で約500億円。1996年発売の「桃の天然水」は98年に華原朋美さんのCMでブレイク、同年に1600万ケースを販売するヒット商品になった。 関連記事 SII、電子辞書から撤退 スマホ普及で需要拡大期待できず セイコーインスツルが来年3月末で電子辞書から撤退する。 ティアック、ドライブ事業から撤退へ ティアックは光学ドライブなど製造販売するストレージデバイス事業の譲渡に向けた交渉を始めた。 関連リンク ニュースリリース(PDF)