ゼンショーホールディングスは約2千店舗ある牛丼店「すき家」の1千店舗を改装する。2016年春までの2年間に50億円程度を投じる。すき家は消費税率の上がる4月1日に牛丼並盛りを10円値下げして270円とする。来店客が増えるとみて、厨房の改良などで商品をより迅速に提供できる体制を整える。ゼンショーはこのほど公募増資で267億円を調達した。この一部をすき家の改装に充てる。従業員が動きやすくなるよう厨
ゼンショーホールディングス子会社の和風飲食チェーン「なか卯」は10日、主力商品の牛丼を打ち切り、新たに「牛すき丼」を12日から全店で発売すると発表した。価格は並盛りで350円。 なか卯は1974年から牛丼を扱ってきた。牛丼は今後、同じゼンショーグループの「すき家」に一本化する。なか卯は牛丼以外の丼物やうどん関連に集中する方針。 なか卯が2010年から展開する「和風牛丼」の並盛りの価格は現在290円。業界の低価格競争が激しく、牛丼よりも高めの価格帯を充実させて、収益力を高める狙いもありそうだ。 「牛すき丼」は厚みのある米国産牛肉を使い、和風牛丼よりも肉の量を増やした。エリンギや焼き豆腐、白ネギを加え、たれで豊かな風味に仕上げた。なか卯は「満足感は格段に上がっている」とPRした。
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