金融大手の「りそなグループ」は、来年春から、グループ内の銀行であれば24時間いつ振り込みを行っても直ちに送金が完了できるよう、サービスを拡大する方針を決めました。 それによりますと、りそなは利用者の利便性を高めるため、来年4月からグループ内の「りそな銀行」と「埼玉りそな銀行」、それに「近畿大阪銀行」の3つの銀行の間で、個人の預金者が土日や祝日も含めて24時間いつ振り込みを行っても直ちに送金が完了できるようにする方針を決めました。 銀行側によりますと、同じ銀行内だけでなく複数の銀行間の送金を24時間化する取り組みは、初めてだということです。 国内の金融機関がお金をやり取りする「全銀システム」では、現在、送金を直ちに完了できる時間は平日の日中に限られていますが、りそなでは、インターネットの通信販売などの普及で週末や深夜に送金したいという利用者の要望が強いとみて、グループ内でシステムを整えること