ネットの動画配信については、もういろんなところが調査発表していて、動態もある程度理解が進んで、携帯向け動画配信も市場性がどこまでなのか、何となく分かってきたところではあるけど。 先週、在京ネット局さんの研修会でお話をしてきたわけですが、既存の放送業界のネット利用の伸びのほうが、ustreamのような「野良配信」よりも一般客は掴んでおり、そこの心配はあまり要らないと思います。 むしろ、ニコニコ動画やyoutube、ustream、GyaOと、日本国内では顧客プールをきちんと持っているサービスが次々と立ち上がりつつも、純粋に動画配信のサービスだけ切り離してみると採算面で苦労しており(GyaOが単月黒字化したとか報じられていたけど、信じてる人はどれだけいるのかな)、ネットにたくさん時間を使うユーザーが動画配信の市場に張り付いて先鋭化し、通常の映像を楽しむ客層から離脱して別の山を作り始めているとい