「生産調整は一切していません。とにかくウォッチもメダルも生産体制を整えて、少しずつ追い上げています」。8月5日、バンダイナムコホールディングスは2014年第1四半期(4~6月期)決算を発表した。電話会見で説明を行った同社の浅古有寿・経営企画本部長は、社会現象にもなっている人気キャラクター「妖怪ウォッチ」に関する説明に大半の時間を割くこととなった。 3カ月でほぼ年間予算達成 同社が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比15・7%増の1225億円、営業利益は同26・2%増の168億円と、05年にバンダイとナムコが経営統合して以来、四半期最高益を達成した。これを受けて中間期(4~9月期)決算の予想も上方修正しており、売上高は前年同期比11・6%増の2550億円(期初予想2350億円)、営業益は同5・3%減の250億円(同200億円)となる見通し。通期予想は据え置いているが、これは年末商戦の
![バンダイ、「妖怪ウォッチ」で泣き笑い?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/723bafd8225c785d94132d2c8e95520c8202c943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2F8%2F1200w%2Fimg_68bf47be5b3022cf3e4a199fe5694bc8542839.jpg)