コーヒー豆の取引価格が高騰している影響で、国内の大手コーヒー製造販売会社2社が、1日からスーパーなどで販売する家庭用のレギュラーコーヒーを最大25%値上げします。 値上げに踏み切るのは「UCC上島珈琲」と「キーコーヒー」で、両社とも平成23年3月以来3年8か月ぶりに家庭用のレギュラーコーヒーを値上げします。値上げの対象となるのは、UCCがおよそ60品目、キーコーヒーが30品目余りで、両社とも最大25%の値上げ幅となっています。 値上げの理由について、両社は、原料となるアラビカ豆の主産地のブラジルで干ばつが発生し生産量が減少していることや、中国など新興国での需要の高まり、さらに円安の影響による輸入コストの増加などを挙げています。こうした原材料価格の上昇や消費増税の影響などでこのところ身近な商品の値上げが相次いでいて、家計の負担増加や消費への影響が懸念されます。
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