度々お伝えしてきたとおり、一長一短ぶりをいかんなく発揮しているコーヒーに関して、今回は朗報となる調査結果が届いたのでご紹介しよう。 1日3~4杯コーヒーを飲んでいる人は、1杯も飲まない人や2杯以下という人に比べ、2型糖尿病にかかるリスクが最大で25%も少ないことがわかったという。1日に飲むコーヒーがカップ1杯増える毎に糖尿病の罹患率が8%ずつ減るという驚くべき調査結果も併せて報告されている。 経口的ブドウ糖負荷試験を行う際、被験者にはそれぞれ2gのカフェイン抜きコーヒーか、1gのクロロゲン酸(コーヒー豆に含まれる多機能なポリフェノール)、もしくは500mgのトリゴネリン(カフェインと並びコーヒー豆に多く含まれるアルカロイド)、または偽薬を一緒に服用してもらった。その結果偽薬を服用した人に比べ、クロロゲン酸とトリゴネリンを摂った人は服用直後のブトウ糖及びインスリンの値が少ないことがわかったと