僕はじゃんけんが弱い。 いや、実際には弱くないのかもしれないが、いつも負けているような気がする。 たとえば、給食の残りを誰が食べるかをじゃんけんで決める時に勝った記憶がない。 じゃんけんに勝ちたい。 (工藤 考浩) じゃんけんの強い弱い いきなり小学校時代の話から始めて恐縮だが、給食の時間、誰かが休んだりした時に残った給食を誰が食べるか、じゃんけんで決めていた。 希望者数名でじゃんけんをするのだが、これに勝ったという記憶がほとんどない。 いつも負けていたのでくやしくて、食べたくもない残り物にも手を挙げてじゃんけんをしたこともある。 そういう時に限って勝ってしまったりする。 じゃんけんというのは確率の問題だから、強い弱いなんてないだろう、負けてばかりいるように感じるのは気のせいだと思っていた。 しかし以前テレビで、「じゃんけんの強い人」が紹介されていた。 ちゃんと実験をして統計学的に有意な差