試合に臨むやり投げ選手(2012年8月4日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/ADRIAN DENNIS 【8月28日 AFP】ドイツ西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)で26日、青少年スポーツ大会で行われていたやり投げ競技で、選手が投げたやりが競技役員の喉を直撃し、この役員が死亡するという事故があった。 やり投げ競技の計測を担当していたディーター・シュトラック(Dieter Strack)さん(74)は、飛距離を測るためにフィールドに向かったところ、ちょうど少年選手が投げたやりが落下し、シュトラックさんの喉にささった。シュトラックさんは救急車で病院に搬送され手術を受けたが、同日夜に死亡した。 競技場には800人あまりが観戦していたが、事故を目撃した7人がその場でカウンセリングを受けたという。 事故をうけスポーツ大会は直ちに中止され、警察は観戦者を競技場から退避させた。