携帯電話事業の赤字に苦しむ富士通が自社のスマートフォンを廃棄処分していたことが明らかになりました。詳細は以下から。 (PDFファイル)2013年度第3四半期決算説明会(IR)質疑応答議事録 1月30日に開かれた富士通の2013年度第3四半期決算説明会での質疑応答によると、2013年度の携帯電話事業が350億円の赤字になることを受け、工場を再編し、生産を兵庫に集約させると同社CFO(最高財務責任者)の加藤氏がコメントしたそうです。 ロボット化が進んでいる兵庫工場では生産性を2倍に引き上げられるほか、開発についても効率化を進め、開発を含めた携帯電話事業の人員を4割減のリソースで回せば、キャリア向けビジネスは黒字になるとのこと。 そして赤字に陥った背景として、一昨年から続くスマートフォンの品質問題で市場の信頼が落ちたことが大きく影響していることを挙げ、第3四半期は販売台数が計画以下だったこともあ