平成23年に鳴り物入りで発売したソニーの携帯ゲーム機「PSヴィータ」だが、世代交代の道は遠い(写真:産経新聞) スマートホン(高機能携帯電話)など、ソーシャルゲームの普及に押され、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)や任天堂などゲーム専用ハードメーカーの不振が叫ばれる中、2年連続でミリオンが出なかったSCEは、“ミリオン消滅”の危機にひんしている。 任天堂「3DS」国内販売が1千万台へ 「とびだせ どうぶつの森」絶好調 過去のヒット作のリメークや続編ばかりがミリオンを占める中で、「モンハン」の愛称で知られる看板タイトルが任天堂にシフトしたためだ。SCEが携帯ゲーム機の“世代交代”に失敗した代償は大きい。 平成24年の国内ゲームソフト販売は、売上本数100本以上となる「ミリオンセラー」が、ニンテンドーDS用の「ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2」(ポケモン)と、ニン