高価な共有ストレージアレイを不要にする「VMware Virtual SAN」導入済みサーバ、主要サーバベンダから登場 仮想マシンによるシステムを構築する際に、コスト上昇の大きな要因になるのが共有ストレージアレイでした。仮想化の大きな特長であるライブマイグレーションは、共有ストレージアレイを通じて仮想マシンのイメージが物理サーバを移動する仕組だったため、高性能な共有ストレージアレイは仮想化システムに不可欠なものでした。 VMwareが今年3月から出荷を開始した「VMware Virtual SAN」は、物理サーバに内蔵されているストレージをネットワーク越しに束ねて仮想的な共有ストレージアレイを実現することで、物理的な共有ストレージアレイを不要にするソフトウェアです。 これにより仮想化システム全体のコストを下げるだけでなく、システム構成が物理サーバのクラスタというシンプルなものになることや、
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