果物や野菜などをたくさん食べる人は将来について楽観的な見方ができるそうだ。 ハーバード大の研究によれば、楽観主義な人たちの血液中にはカロチノイドという植物化合物が多く含まれているということが明らかになった。一般的に、カロチノイドとはオレンジ色の果物や野菜や葉物に多く見られる色素であるベータカロチンのことをいう。 カロチノイドは血中の抗酸化作用を高め、さらに、抗酸化作用は体内の分子が細胞を傷つけたり病気の原因をもたらす遊離基の生成を防ぐ効果があるそう。また、抗酸化物質はストレスレベルも緩和すると考えられている。 同研究を率いたJulia Boehm教授は、25歳から74歳までのアメリカ人の男女1000人を対象に、カロチノイドの血中濃度について調査を行った。また、アンケート調査により対象者たちの楽観主義の度合いを評価し、その関連性について考察した。その結果、より楽観主義な人たちはカロチノイドの