最近の事例では米食品医薬品局(FDA)が、マーガリンや調理油などに含まれるトランス脂肪酸の成分の安全性に問題があるとの判断を下し、段階的に禁止するという発表があった。トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めるという。 日本ではまだ積極的な規制はなされていないが、国の基準によって飲食を禁止されているものは様々である。ここでは全米、もしくは一部の州で食べることが禁止されている、あるいはかつて禁止されていたことのある16食品を見ていくことにしよう。 1. フグ この画像を大きなサイズで見る アメリカでは免許なしの販売、養殖、提供が禁止されている。ちなみにヨーロッパEUでは販売と消費が禁止されている。 フグの膨らむ様子 フグの皮膚と内臓の一部はテトロドトキシンという猛毒を含んでおり、これらは人を麻痺させ窒息させる。しかし日本では、板前が細心の注意を払って捌くため、